こんにちはWINE MARKET PARTYの藤澤です。
2週間かけて、フランス出張として輸入元のフィネスさんに同行し、フランスのワイン生産者をたくさん訪問させていただきました。
出発は空港から、航空会社「AIR FRANCE」を利用させていただき約15時間の空の旅からフランスのシャルルドゴール空港へ到着となります。
機内、周りに座ってる方は海外の方が多く、CAさんもフランス人スタッフばかり。もちろん日本人スタッフも数人乗られているようですが、機内での会話のほとんどがフランス語か英語。 飛行機に乗った瞬間にもうここは海外と感じてしまうわくわく感がたまりません。
~ブルゴーニュ滞在1日目~
◇CHÂTEAU DE LA VELLE現在ワイナリーではクレマン・ド・ブルゴーニュのみ生産されています。
こちらではまず、日本市場における「クレマン・ド・ブルゴーニュ」についてお話しする機会をいただき、最近、WINE MARKET PARTYでも人気が出ているノン・ドサージュのスパークリングワインが好評とご報告させていただきました。次に、大切に保管されているバックヴィンテージの試飲をさせていただきました。
驚くべき事に、優しい味わいが特徴のヴィンテージ2011年や2014年の白ですら、まだまだこれからの熟成を期待させる味わいであり、ワインにとって大切な事は、オフヴィンテージと評価されてしまう年でも真剣に向き合ってワイン造りを行う生産者と、どれだけ丁寧にワインを保管できるかが大切だと実感させられました。現在ではスパークリングワインのみですが、スティルワイン生産の再開が楽しみでなりません。
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◇DOMAINE CHRISTIAN BELLANG & FILS
当主のクリストフ氏は寡黙でありながら、どこか安心感のある父親のような人物。
こちらでは最新の2023年ヴィンテージのワインを試飲。
どちらのワインも落ち着きのある親しみやすさが特徴的。飲んでいてほっとするような心地の良さを感じさせてくれます。
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~ブルゴーニュ滞在2日目~
◇DOMAINE FRANÇOISE JEANNIARD
個人的に注目している生産者の一つ「フランソワーズ・ジャニアール」。 訪問には、アルペランジュさん、娘のアレクサンドラさんが迎え入れて頂きました。 コルトンの丘の麓、ペルナン・ヴェルジュレス村にて、ワインを造る生産者。 こちらのペルナン・ヴェルジュレスの白ワインは格別上品でオススメ!
アレクサンドラさんが造った2024年の赤ワインを樽から試飲。 こちらは全房醗酵で造られており、これまでのフランソワーズ・ジャニアールの魅力を持ちつつも、新しい時代を感じさせるようなワインを体験させて頂きました。
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◇CLAUDE DUGAT
ジュヴレ・シャンベルタンのワインが好きな方なら「クロード・デュガ」の名前はきっと耳にしたことぐらいはあるのではないでしょうか。 こちらでも2023年のジュヴレ・シャンベルタンからグラン・クリュのシャルム・シャンベルタンまでを試飲。 こちらのワインは力強くも、しなやかな果実とフィネスを感じます。 2023年ヴィンテージも例外なく、果実のボリュームに対して酸がしっかりと支えている素晴らしいワインです。
「シャルム・シャンベルタン・グラン・クリュ」もボトルが整理され、これだけ積まれていて圧巻です。2023年が豊作だった事が良く分かりますね!
◇DOMAINE MARQUIS D’ANGERVILLE
ヴォルネイ最高峰の生産者「マルキ・ダンジェルヴィル」。 昨年、WINE MARKET PARTYに遊びにいらしてくれたことを覚えていてくれたギョームさん。 こちらではヴォルネイの区画ごとにワイン造りを行っており、そのラインナップ全てを試飲できる事はそうそうありません。
話の流れから当ワイナリーの看板ワイン「クロ・デ・デュック」の1995年を急遽、試飲させていただける事に。大切に保管されて熟成したクロ・デ・デュックはまだまだ力強い味わいと洗練された表情を見せてくれました。
ワイナリーの横手にあるクロ・デ・デュックの畑。これはまだ畑の一部。すぐに手入れができることは偉大なワインが生まれる要素なのかもしれませんね。
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~ブルゴーニュ滞在3日目~
◇DOMAINE TRAPET PÈRE ET FILS
ジュヴレ・シャンベルタンでワイン造りを行う老舗「トラペ」。当主のジャン・ルイさんはとても穏やかで優しい人です。
途中で息子のピエールさんが登場。畑作業の疲れている中、そのまますぐに私たちに会いに来てくれ、新しく兄弟のルイさん始めた「ピエール・ルイ・トラペ」について解説していただきました。息子さんを見るジャン・ルイさんの暖かい目差しがとても印象的でした。
最後は奥様のアンドレさんも参加。
「ドメーヌ・トラペ」、「トラペ・アルザス」、「ピエール・エ・ルイ・トラペ」の3つのラインナップのワインがたくさん集合です。 1996年からビオディナミによるワイン造りを導入し、常に新しい事に挑戦することにより、年々ワインが進化する理由がここにあるのだと確信しました。
滞在時間は4時間にも及び、まだまだ終わらない状況の中タイムアップ。
夜まで過ごしたくなるほどの名残惜しさもありましたが、たくさんのワインを試飲させていただき、ワインに対する熱い想いを聞かせていただく事ができました。
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◇DOMAINE MÉO-CAMUZET
当店でも人気の生産者の一つ「メオ・カミュゼ」。 こちらでは地下のカーヴで2023年のワインをボトルから試飲。当主のジャン・ニコラ・メオさん曰く、2023年はとても暑くて、ブドウが暑くなったり、収量も多く収穫に苦労したヴィンテージ。とはいえ、醸造などはとても順調で、どのワインもじっくりと熟成しており、適度な酸もあるエネルギッシュな味わいです。様々なアペラシオンのワインを試飲させていただきましたが、コルトンのような標高の高い畑のワインはその偉大さを今でも十分に感じさせてくれました。
試飲後は、息子さんも一緒にワインバーへ。楽しみの一つでした、生産者とのプライベートな話をゆっくりとアペロしながら楽しみました。
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~ブルゴーニュ滞在4日目~
◇DOMAINE HENRI GOUGES
4日目は、当店でもセミナーを開催していただきました「アンリ・グージュ」。4代目当主のグレゴリーさんはとても明るくて気さくな方です。ドメーヌの建物はとても立派で、フランスの歴史を感じさせてくれます。上のフロワには、大切な時にしか使われない特別なお部屋があるそうです。
ドメーヌの裏には、ニュイ・サン・ジョルジュの畑が広がります。
アンリ・グージュではニュイ・サン・ジョルジュの様々な区画に畑を所有し、その多彩なテロワールを楽しむことができます。
フラグシップはやはり1級区画の「レ・サン・ジョルジュ」。 写真はAOCが制定される前のデザイン。 現在、アンリ・グージュの「レ・サン・ジョルジュ」だけはこの当時の復刻デザインを使用しており、蔵元の大切な存在のワインです。
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◇BRUNO DESAUNAY BISSEY
「ブリューノ・デゾネイ・ビセイ」では、ブルゴーニュ・ルージュからトップ・キュヴェのグラン・エシェゾーまでを試飲させていただきました。ワインの仕事をする前から、自分でも頑張って購入して飲んでいた思い出のある生産者です。 暖かいヴィンテージは外交的で、たくさんの飲み手から好評でしたが、こちらのワインの魅力はやはりクラシックな造り。そう感じさせてくれたのは「グラン・エシェゾー 2017」を急遽、試飲させていただいた事です。
最近は、熟成させなくても美味しく楽しめるワインが主流となっておりますが、このようなクラシックなワインを大切に熟成させて、仲間と一緒に楽しみたくなります。
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◇DOMAINE ROYET
コート・ド・ボーヌとコート・シャロネーズの境界にあるコート・デュ・クーショワでワイン造りを行う「ドメーヌ・ロワイエ」。 洗練され清潔感のあるワイナリーでは、クレマン・ド・ブルゴーニュをはじめ、現当主のヴァンサン氏が樽を絶妙に使い分けて多彩なワインを造っております。
コート・デュ・クーショワという産地が注目される日も近い。そんな予感を感じるワイナリーの特別キュヴェ。感性溢れるボトルデザインと、素晴らしい味わいがこれからの近い将来をわくわくさせるような魅力を放っていました。
~ブルゴーニュ滞在5日目~
◇DOMAINE FONTAINE-GAGNARD&GAGNARD-DELAGRANGE
ブルゴーニュを訪問するにあたり、白ワインを造る生産者の中でも特に楽しみにしていた「フォンテーヌ・ガニャール」。 こちらは以前より、その魅力溢れる味わいに魅了されておりますが、昨年、当主のセリーヌ・フォンテーヌさんが来日され、今回で2度目の再会となりました。
フォンテーヌ・ガニャールでは、主にシャサーニュ・モンラッシェに畑を所有しており、各ワインのテロワールを反映した大変素晴らしい白ワインと、その他にも上質なポマールとヴォルネイの赤ワインも造っておりますが、ヴォルネイに関しては2023年ヴィンテージが久しぶりの登場で楽しみな方も多いのではないでしょうか。
場所を移し、「ガニャール・ドラグランジュ」。 こちらはフォンテーヌ・ガニャールのワインよりも、よりクラシックなタイプ。 セリーヌさんのおばあちゃんのジョセフさんが運営するワイナリーですが、所有する畑は今後「フォンテーヌ・ガニャール」と「ブラン・ガニャール」に譲渡され、「ガニャール・ドラグランジュ」としてのワインを飲めるのは今のうちのようです。
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◇JEAN MARIE BOUZEREAU
ムルソーにある「ジャン・マリー・ブズロー」。現当主のジャン・マリーさんは、お洒落で知的な紳士。
濃密な白ワインと力強く熟成向きな赤ワインを造っています、2023年も例外ではなく常に安定した美味しいワインを造っています。
こちらの生産者も2023年ヴィンテージはしっかりと酸があり凝縮感のあるワインです。
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◇DOMAINE GEORGES ROUMIER
「ジョルジュ・ルーミエ」ではクリストフさんが不在のため再会は叶わず、きっと将来この蔵元を受け継ぐであろう若いお二人が快く応対していただきました。
世界中で取り合いになる程の人気のワイン。こちらでは「シャンボール・ミュジニー」から始まり、憧れの1級畑「レ・ザムルーズ」、そして当ワイナリーの最高峰「ミュジニー」まで試飲させていただきました。
実際に現地に到着してから教えていただきましたが、この後皆様とのディナーにお招きいただきました。
日本でもご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、コルトンの麓にある「ル・シャルルマーニュ」というレストランでの贅沢なディナー。 こちらは以前、日本人シェフが活躍されていたそうで、フレンチと和食の融合した素晴らしい料理をお召し上がりいただけますので、ブルゴーニュに訪れた際にはぜひお食事しに行ってくださいね!