【12月ワインセット】クリスマスを彩る4本セット

コート・ド・セザンヌの穏やかな丘陵で育ったブドウを中心に仕立てた1本。シャルドネ比率の高いブレンドらしく、香りには白い花や洋梨のニュアンスがふわりと立ち、口に含むと細やかな泡が心地よく広がります。熟成期間がもたらす、ビスケットのような柔らかな風味も魅力。食卓に寄り添う上品な仕上がりで、魚介の前菜や軽いクリーム料理など、さまざまな料理と自然に寄り添います。年末のごちそうに華を添えてくれるスタイルです。

澄んだミネラル感をまっすぐに感じられるシャブリ。2023年は果実の輪郭がはっきりしており、レモンや白い花を思わせる香りに、青リンゴのようなみずみずしさが続きます。酸はきりりと伸びますが、温度が上がるにつれて丸みも感じられ、柔らかな表情を見せます。魚介や淡い味付けの料理と合わせると、ワインの透明感がさらに際立ちます。温かい食卓にひとときの清涼感を添えてくれる、飲み心地の良い白ワインです。

シャンジーらしく、エレガントで親しみやすいピノ・ノワール。グラスに注ぐと赤い果実の香りがふわっと上がり、飲むと軽やかだけど水っぽさはなく、きちんと土地の個性を感じる味わいです。タンニンはやさしくて、酸も丸みを帯び、繊細な印象。難しいことを考えず、ローストチキンや野菜のグリルなど、家庭のごちそうとぴったり合わせられる一本。年末のテーブルに置いても疲れない、素直で親しみやすい赤です。

タナ主体のマディランらしく、しっかりとした骨格を持ちながら、熟成による落ち着きが感じられる赤ワインです。黒い果実の香りにオリエンタルスパイスのニュアンスが重なり、口に含むと豊かなコクと丸みのある味わいが広がります。渋味もほどよくこなれて、余韻には温かさのある深みが残ります。牛肉やラムのロースト、冬らしい煮込み料理など、メイン料理にしっかり合わせられる骨太スタイル。寒い季節の食卓に力強さを添えてくれる一本です。