残暑の厳しいこの時期。それでも、体感よりひと足先に秋を感じさせてくれるのが、スーパーの売り場です。
根菜が並び始め、きのこの種類が増え、鮮魚コーナーにも秋らしい食材が顔を出し始めます。「そろそろ秋らしい食卓もいいな。」そう考えながら歩いているうちに、食べたいものは自然に決まっていました。鮭ときのこのちゃんちゃん焼きです。
そしてワインは、古樹ならではのじんわりとした旨味が心地よい、南アフリカのサンソーを開けることにしました。
ほっこりとした温かい料理に、少し冷やした軽やかな赤ワイン。夏の名残と秋の気配が混ざり合うこの季節ならではの組み合わせを楽しみましょう。
今回のワイン
ステレンラスト オールド ブッシュヴァイン サンソー 2023
さくらんぼやラズベリーのような、みずみずしい赤い果実を思わせる香り。軽やかで爽やかな飲み口ながら、味わいにはどこか深みがあって、じんわりとした旨味が広がるのを感じます。
渋みは控えめ、とてもなめらかな口当たり。軽やかだけれど、古樹ならではの奥行きが感じられる一本です。少し冷やしめで楽しむのがおすすめですね。
合わせる料理
鮭ときのこのちゃんちゃん焼き

レシピ
材料(2〜3人分)
・生鮭(切り身):5切れ
・舞茸:半パック
・しめじ:半パック
・キャベツ:1/4玉
・にんじん:1/2本
・玉ねぎ:1個
※きのこや野菜は、お好みで大丈夫です。
味噌だれ
・味噌:大さじ3
・酒:大さじ2
・みりん:大さじ2
・砂糖:大さじ1/2〜1
・バター:5〜10g(お好みで)
作り方:
生鮭は骨を取り除き、軽く塩を振って10分ほど置く。出てきた水分をキッチンペーパーで拭き取る。
フライパンに油を熱し、鮭の両面に焼き色を付ける。一度取り出しておく。
同じフライパンで野菜ときのこを炒め、しんなりしたら鮭を戻す。
味噌だれを加え、全体になじませる。
蓋をして3分ほど蒸し焼きにする。仕上げにバターを加え、香りを添える。

ペアリングポイント
味噌のコク、鮭の旨味、きのこや野菜の甘みを一皿で楽しめる、北海道の郷土料理「ちゃんちゃん焼き」。
ほっこりとした温かい味わいに、少し冷やしたサンソーを合わせると、ワインの爽やかな酸が、味噌やバターのコクをほどよく軽やかにしてくれます。
鮭のやさしい旨味には、古樹ならではのサンソーのじんわりとした旨味が寄り添い、きのこの香りはワインが持つ土やスパイスのニュアンスとも好相性。
秋らしい温かい料理に、少し冷やしたエレガントな赤ワイン。夏の名残と秋の気配を一緒に楽しめる組み合わせです。





